2008年9月24日水曜日

オープンマインド

(9月18日のつづき)

会社とは、社会的貢献を最終目標とした企業精神が、社会に受け入れられて初めて、意味を成す、と考えます。社会から利益という評価を得て初めて食っていけるわけです。

企業精神はそこに属する経営者、幹部、社員などにより方向付けられます。

そして、その個人の精神は、高潔なものであり、少なくとも人の良心に根ざした「善」を基本に成り立つべきだと考えます。要は裏切りやうそ、背信行為などの後ろ向きなことは考えず、人との信頼の上で、誰が見ても「良いこと」「正しいこと」「前向き」を根底に築き上げるべきものということです。

疑いながら仕事をすることはできません。閉塞感は生産性を下げるだけです。

では、どうやって、この「善」を具体的に形にするのか。

僕はひとつの提言をしようと思います。物心ついたころからこの精神でやってきたつもりですが、今日から、改めてやってみようと思います。

キーワードはオープンマインドです。心を開くということです。別に宗教的なことではなくて、人と接するときに要求されなくても、自らの能力や知識やスキルを公開し、人のために役立てる、ということです。ひょっとしたら、自分が損をするときもあるかもしれません。教えないほうがよかったと思うときもあるかもしれません。

でもいずれはこの発信が、自分の利益となって人から返ってくると思うのです。

出し惜しみせず、オープンに生きたほうが、気持ちがいいということかもしれません。

結局、出し惜しみしても大した「勝ち」にはならないと思うのです。