2008年9月16日火曜日

改めて

ようやく自分のなかで消化できたので、ここに書こうと思います。

実は、半年前に退職した社員がいました。

むかしはどちらかというと、去る者は追わず、といった考えで、退職に関して、ある意味、無頓着でした。
しかし、半年前に辞めていった社員は、うちの立ち上げ間もないころから一緒にやってきた人間で、十分な信頼関係が築かれていると思っていただけに、正直、ショックでした。

自分に繋ぎ止める魅力がないということなのか、小さいながらも組織を取りまとめる自分のリーダーシップ性に問題があるのでは、とさえ考えていました。

社員が自己都合で退職届けを出すことはやむおえません。個人の考えや内面まで会社は干渉できないわけで。
しかし、会社を辞める行為は、個人的ではあるけれど、会社に対しての反論や否定の表現、心の声なのでは、と思います。
つまり、会社についていけない、とか、会社の経営、人、やり方、環境、その仕事がいやだとか、給与が安いとか、そういったことです。

(もちろん、自分の志が会社と違うという理由もあると思いますが、それは仕方がない)

そういう、言わば、会社に対する「物言い」のシグナルは、辞める以前からあったはずです。それに気がつかずに、(本意ではないですけど)ほったらかした自分の不甲斐なさには、反省点が多くあります。


そこから考えて、経営的には人的資源、会社的には社員、従業員、いや、そういう言い方ではなく、メンバー、仲間と呼ぶような関係で、心底、仕事が楽しく、意味ややりがいを共有できるならば。。。を目指してかんばってみようと思っています。

彼に教えられました。がんばっているかなー。