2008年10月14日火曜日

Javaのはじめ

僕が仕事でJavaを使い始めたのは2001年ごろからです。

それまではもっぱらC言語で、当時Javaの仕事がしたいな、といつも思っていました。

Javaはサン・マイクロシステムズによって、プラットフォームに依存しない、ネットワークを意識した、コンパクトなオブジェクト指向言語として開発され、1995年に世に出てきました。その当時、幕張メッセで何かの展示会があり、SunのブースでJavaを初めて見たときのことを記憶しています。ブラウザのなかで、あのマスコット(なんていう名前だったっけ?Dukeだ!)がアニメーションとして踊るアプレットが印象的でした。(その後1998年ごろにはサーブレットという形でサーバサイドの開発言語として開花します)

そんなJavaを是非やりたいと、当時お付き合いのあったお客さんに「やる気」を見せたのですが、君は経験がないと言われて、使ってもらえませんでした。アプリケーションサーバは知っていますか?と聞かれ、よく知りません、と言ってしまって後悔したものです。

なので、Javaさえ使えればどんな仕事でも。。と営業をしまくりました。

今だから言えますが最初は勉強しながらコーディングしていました。当時のソースを見ると恥ずかしくなります。ですが、そのときに試行錯誤して感じたオブジェクト指向的なアプローチは、今でも知的好奇心をくすぐり、シンプルで美しくおもしろみのある言語だという印象は変わっていません。

オブジェクト指向の3大要素である、カプセル化、継承、ポリモーフィズムはこの本で学びました。Javaのコードが読めることが前提ですが、オブジェクト指向の考え方が分かりやすく書かれています。参考までに。