2009年6月15日月曜日

鍵は「仲間」

さまざまなTODOがひっきりなしに持ち上がります。楽しむゆとりなどありません。追われるままに対処しても、やり過ごしても、一向に減っていきません。
自分の管理能力と処理能力を疑います。

しかしです。はたと気が付きました。

一般的に出来るSEとは、同時並行的に複数の案件をひとりでこなしていけるだけの能力を身に着けているはずだ、という固定観念があります。

スーパーSEという呼称があるのかどうか、複数の仕事を掛け持つことがある種の一流の条件であり、同時並行的にさばけない人はダメなSEという烙印がおされる怖さがあります。そこには的確な優先順位と時間配分と人への振り方、そんなマネジメントの能力が問われているからです。

しかしこれはボトルネックを誘発する前兆だと思うのです。作業を掛け持ちした人は、その人がどんなに優秀でもどんなに責任感が強くても、掛け持ちの量が多ければ多いほど優先順位に関係なく各々の作業は遅れていきます。

マルチタスクのタイムシェアリングと同じです。時間分割されても作業が多ければその完了は遅くなります。人へ振るにしても、前もって教育やドキュメントに時間をかけなければ、効果的に引き継がれるわけはありません。

こんなことを考えてそれでも頑張らねばと思った矢先、気が付いた最大のショックは「このボトルネックの症状が自分にある!」ということです。仕事が自分に集中し、あれもやらなきゃ、これもやらなきゃで全体が滞っているのです。悲しいことに。。

これはいけません。「貧乏暇なし」状態は成長の限界です。



改善の鍵は「仲間」です。助けてくれ!