2009年4月21日火曜日

Javaの未来

3月に明らかになったSunの買収劇は、どうやらOracleに落ち着いたようです。

これでOracleはハードウェアを手中に収めたわけです。

DBに加えてJavaとSolaris(OS)を持つことで、企業向けの市場では、かなり優位に立つことになるでしょう。そこにハードウェアも持ったわけですから、今後の動向はますます気になります。

しかしIBMでなくて本当によかったです。OracleならばJavaがかなり興味ある方向に動くことと思います。

もともと、OracleはSunがJavaを打ち出した当初から、Javaを積極的にOracle製品に取り込んできた経緯があります。またSunの持つMySQLの存在も忘れてはいけません。OracleとMySQLがどう融合し進化するのか見ものです。

さらにSunの創業者であるスコット・マクニーリー氏とOracleの創業者であるラリー・エリソン氏はともにビル・ゲイツと戦った間柄で、たぶんウマが合うのでしょう。

これで、万が一にもGoogleと手を結ぶようなことでもあれば個人向けシェアという意味でMicrosoftやAppleを凌ぐ勢いを獲得するのでは?


経済情勢と技術革新は切っても切れない関係にあるということがよく分かります。
自然淘汰のように強いものが影響力を広げ進化し新しいものを生み出していくのでしょう。