2008年12月11日木曜日

エンスージアズム

忙しい毎日のなかでは、やるべきことをただ無心にこなすだけ、という状態になりがちです。仕事があるということは、何にも増して幸せなことではありますが、忙しすぎると何かと不健康になります。

僕は没頭するタイプなので、なにかにとりつかれたように仕事をし続けます。

そんな状態でふと気づくのは、今がんばりさえすればいずれ開かれるという期限のない願望は、力になりえないということです。
いくら本気を出しても一向に高く上がらない凧(たこ)のようです。

凧を高く上げるには効果的に風を利用することです。それは分かります。しかしどういう形で、いつ、どのような高さまで上げるのか、まず、具体的なイメージを明確にするべきです。

そしてなによりも実行には熱意が大切です。

「熱意」は、こうしようと決めた情熱を具体的な形として目に見える状態にすることです。「思考は現実化する」にありました、英語で熱意は「エンスージアズム(Enthusiasm)」と言いいます。古代ギリシャ語で「神にとりつかれた状態」を語源としています。

と言うことは、内に秘めた願望は期限と決心とともに「とりつかれた」状態にしてあげればよいということです。