2008年8月24日日曜日

高潔な企業理念

記憶を辿ると1999年ごろにGoogleを知りました。当時、"Google"ロゴとテキストフィールド、検索ボタンしかないかなりシンプルな検索画面で、ポータルサイトがこんな簡素でいいのかな?って思ったものです。
しかしそのシンプルさゆえに検索に特化し、検索エンジンとして極めようとする企業理念が伝わっていました。
私は今でもだいたいそうですが、映画や音楽、TVなどの趣味やエンターテイメント、掲示板の類、などのいわゆる遊びネタはYahooを使い、仕事で関係する技術ネタ、調べ物はGoogleを使います。どういう使い分けなのか、よりコアな情報はGoogleから取得したくなってしまうのです。
ツールバーもGoogleのはいいけど、Yahooはインストールされたくない。など。

これは考えてみると企業理念にあるのではないかと思うのです。
2005年にGoogleマップが出現し、今となっては納得できるAjaxも当時はJavaScriptでここまでやるか、という驚きと感心がGoogleという企業への関心に繋がりました。2007年にはGMailやGWTの公開やAndroid、最近はストリートビューなど、世間をあっと言わせるスピードがだんだん速く、かつ驚異的になってきているように感じます。
Googleの理念は読んでみれば十分納得でき、また、行動が伴っています。その場しのぎでない本質を追求しようとする姿勢が伺えます。

こうした高潔(*)な企業文化を、ケィテックとして自分達の仲間と共に独自のスタイルで築き上げることができたら。。夢ですね。

 (*)高潔[こうけつ]:人柄がりっぱで、利欲のために心を動かさないこと。また、そのさま。「―の士」「―な人柄」<検索辞書:大辞泉より>